https://twitter.com/Mo24555713/status/1363061202755063815?s=20
2021年2月20日より開始。
<aside> 💡 以下、開設当初に書いたブログ記事転用。
</aside>
いきなりネガティブな話で申し訳ないのですが、まずはここから話をしていきます。今回のGIGAスクール構想は、国が予算をつけて全国の学校に導入した教育施策です。
GIGAスクール構想とは、一言で言うと「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想」です。GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略。 徹底解説 いまさら聞けないGIGAスクール構想とは?
本来は、2019年から5年かけて行う予定でしたが、コロナの影響で前倒しする形で、今急ピッチで進んでいます。
日本では、これまでもさまざまな施策が導入されてきました。
総合的な学習、詰め込み教育からの脱却、教員免許更新制度、キャリアパスポート、大学入試改革などなど。いずれも導入時には「日本の教育をよくしていく」という意図があったはずです。
しかし知っての通り、上に挙げたものたちは残念ながら、どれもが導入当初の意図が果たされることなく今に至っているかと思います。ゆとり教育と揶揄される。キャリアパスポートはポートフォリオとしての機能をほとんど持たず。大学入試改革は抜本的な改革とはなりませんでした。
これらがきちんと機能していない原因の一つが、足し算ばかりで何一つ業務の減っていない現場になんの対策も講じられていないことだというのは言うまでもありません。しかし私は思うのです。果たして、これらがきちんと機能しなかったのは、上のせいだけなのでしょうか、と。私たち現場の人間にも何かできることはあったのではないか、と。
皆さんは、この文章を目にしたことはありますか?
今我が国の教育はこれまでと違った方向に向かって進んでいる。(中略)一番大切だと思われることは、これまでとかく上の方から決めて与えられていたことを、どこまでもその通りに実行するといった画一的な傾きのあったものが、今度はむしろ下の方からみんなの力で、色々と作り上げていくようになってきたということである。